走行中に車のタイヤが道路の石を跳ね上げてしまう事を「飛び石」と呼びます。
この飛び石が、後続車のフロントガラスやボンネット・バンパー等に当たる事で、ガラスや車体にキズやヒビができてしまう事があります。
特にガラスのキズやヒビは、「ドライバーの視界を妨げる」と判断され車検に通らない可能性もあるため注意が必要です。
小さなキズ程度のものだと、車検の直前に修理しようとそのまま放置してしまったり、専用のキットを使って自分で直そうと考える方もいらっしゃるかと思いますがちょっと待ってください!
実はキズ・ヒビを放置したり、自分で修理をすることにはリスクが潜んでいるのです。
今回はガラスをキレイに直すためにベストな方法を一緒に探していきましょう!
ガラスのキズやヒビは「飛び石」による被害が多くを占めています。
運転中、突然「バチッ!」と石が当たった音に驚くということもあれば、飛び石に気づかずいつの間にかヒビが入っていた…というケースも。
他の車によって石が飛んでくる以上対策するのは難しいですが、前の車と車間距離を空けて走行することで多少リスクを減らすことが出来ます。
特に高速道路を走るとき、前が大型の車の場合には注意しましょう。
そして飛び石以外にも、キズやヒビに繋がる原因はあります。
■ワイパーに挟まった砂利などによるキズ
■もともとあったキズやヒビが、洗車時の摩擦で広がってしまう
ガラスリペアの多くは飛び石による被害ですが、こういった要因も日常に潜んでいることが分かります。
日頃からガラスの状態やワイパーなどのパーツに破損や異常がないか、チェックすることが望ましいでしょう。
フロントガラスの小さなヒビに気づいても、「目立たないしそのままで大丈夫だろう」「車検が近くなったら修理に出そう」と思って、そのままにされる方もいるでしょう。
しかし、ガラスのキズやヒビの放置はNG!早めに対処することが重要です。
その理由は「ガラスのヒビはいつ、どれだけ拡大するか分からない」からです。
ガラスのヒビは走行中に風を受けて徐々に広がっていくこともあれば、段差に乗り上げた振動で一気にヒビ割れが進むなんてこともあります。
一般に修理可能なキズ・ヒビは【500円玉で隠れるくらいの大きさのもの】とされているため、それ以上の大きさに広がってしまった場合はガラスを交換するしかなくなってしまうのです。
車の走行中にキズやヒビに気付いた場合は、早めの応急措置が肝心です。
まずは損傷部分の状態を確認するために車を安全な場所へ停めます。
もしこの時点でヒビが大きくなり、視界を妨げてしまっている場合は重大事故に繋がる恐れがあるためロードサービスを呼びましょう!
修理までの応急処置として、保護フィルムやテープを損傷部分にそっと貼り付けてほこりや水分が入らないようにします。
これはヒビの部分に異物や水気が入り込んでしまうと修理が困難になったり、修理自体が出来なくなってしまうケースもあるためです。
また、テープでの処置は一時的なものですので、ヒビが広がらないうちにできるだけ早く修理をする必要があります。
ホームセンターや車用品店には、ガラスのキズを自分で補修するためのリペアキットが数百円〜数千円で販売されています。
ガラスの修理をプロに頼んだ場合の費用は1.5万円〜2万円が多いので、修理キットの方が費用面の負担が少ないように感じますね。
ここでセルフリペアのメリット・デメリットをお伝えします。
■メリット:安い費用で修理や応急処置が可能
■デメリット:失敗した場合、かえってキズを広げてしまいガラス交換になる可能性が高い
セルフリペアはプロに頼むよりも安価ですが、冒頭で触れたとおり失敗のリスクも高くなります。
その理由の一つが「そもそもセルフで直せるキズかどうかの判断が難しい」ということ。
一般にキットの補修液で埋めることができるのは【直径1cmまでのキズ】と言われていますが、実際は浅いキズのように見えても実は深くなっていたり、細かいヒビが中で広がってしまっている場合が多いのです。
そのような箇所は一時的にレジンで固めることはできても損傷部やその付近は非常に脆くなっているため、風や振動でヒビが一気に広がってしまう危険があります。
修理キットでキズを直そうとするもかえって広がってしまい、結果としてガラスごと交換せざるを得なくなった…という声も少なくありません。
ガラスのセルフリペアに失敗してしまう原因でよくある内容がこちらです。
・損傷部分に入り込んだ破片やゴミが取れない
・補修液やレジン液がうまく入らない
・ガラスと補修液を密着させる加圧動作の時に力が入り、ヒビが広がってしまった
このような声からも、セルフリペアは必ずしも簡単ではないことが分かります。
また、稀に修理業者に出すまでの応急処置としてリペアキットを使う方がいますが、再度の修理はプロでも難しくなるためNGです。
前述した通り保護フィルムやテープでヒビの広がりを防ぐまでにとどめておきましょう。
セルフリペアに失敗した場合は、車屋さんや専門の業者に相談することになりますが、基本的に再修理ができないケースがほとんどのため、この場合はガラス交換が必要です。
〈ガラス交換にかかる費用の目安〉
軽自動車 6万円~9万円
小型乗用車 6.5万円~9万円
中型乗用車 7万円~10万円
大型乗用車 9万円~13万円
ワンボックス・RV 10万円~15万円
一方でキズやヒビが小さいうちに修理に出した場合、ガラスリペアができれば費用は1.5万円~2万円ほどが相場となります。
セルフリペアに失敗してしまいガラス交換になった場合の費用を考えると、【キズやヒビは応急措置をして、小さいうちにプロに相談する】ことが安心ではないでしょうか。
鈑金のモドーリーでは、予期せぬ飛び石などによるガラスのリペア・交換を承っております!
リペア料金は【1ヶ所 14,800円(税込)】。
新潟市・三条市・燕市で地域最安値!
修繕が難しくガラス交換となった場合はお車をお預かりする可能性がありますが、代車を無料で貸出します。
確かな技術と経験で、大切なお車のガラスをリペアいたします!
小さなキズから広がってしまったヒビまで、ぜひモドーリーにご相談ください!
© Maruyama Group. All rights reserved.