塗装とはお車に色を付ける作業のことを言います。
自動車はもともと塗装されていますが、キズが付けば塗装は剥げてしまいますし、凹んだ車を鈑金した場合、再度塗装を施さなければいけません。 塗装をしないとボディーの外板が剥き出しになってしまうのですぐに錆びてしまいます。
そのため、しっかり塗装する必要があるのです。
鈑金塗装は、微妙の色の違いを見ながら調合し、塗料をムラなく塗って修復するとても高度な技術を求められる作業なのです。
塗り重ねた塗料塗膜は0.1mm程度ともいわれています。まさに職人技の作業ですね。
ソリッド
ソリッドは「赤」「青」「白」「黒」などの単一の色目のことをいい、“単色”とも言われています。
メタリックやパールと比べると塗装手順もシンプルなことから、一般的には塗装が簡単ともいわれていますが、メタリックよりも柔らかいのが特徴で、「褪色」や「シミ」などのダメージも受けやすく扱いが難しい塗装タイプとも言われています。
最近のお車は高級車のような高外観指向や耐久性の観点からソリッド塗装の上にクリヤーの塗装をしているお車も増えています。
ソリッド塗装はトヨタ、日産、ホンダなどのお車に多く見られます。
商用車など企業で使われる車はソリッドのホワイトの車が多いのではないでしょうか。
メタリック
メタリックとはアルミなど微細な金属片のことをいいます。
金属片のサイズや色などは様々ですが、基本的にはソリッドカラーの中にこれらのメタリックを混ぜて塗装することが、メタリック塗装と呼ばれています。
一般的にメタリック塗装は硬いのが特徴で、ソリッド塗装に比べてダメージが受けづらく、丈夫な塗装タイプとなります。
反射してキラキラと光るメタリックは、角度によってボディーカラーの色目を変化させることが出来ます。
メタリック塗装を行った際は、金属片が空気と触れ合って悪化することを防ぐ為に、必ずクリヤー塗装を行う必要があります。
メタリック塗装の例としてトヨタプリウスの「ブルーメタリック」などがそうです。他メーカーでも数多く○○メタリックとカラー設定されています。
パール
パールとは雲母(マイカ)の微細な粒のことをいいます。
マイカもサイズや色など種類が豊富に存在していますが、メタリックと同様にソリッドカラーの中にパールを混ぜて塗装することから、パール塗装とも呼ばれています。 毎年何十色も新色が発売されており、人気の塗装になります。
パール塗装もメタリック塗装と同じように、必ずクリヤー塗装を行う必要があります。
理由はマイカにより塗装部の面がブツブツになってしまうためです。 パール塗装は、「パールホワイト」のようにパールと色表示があるのもや、トヨタのアクアなどのように「ブラックマイカ」というカラー設定がされている車種もあります。
いかがでしたか?
ソリッド、メタリック、パール塗装はそれぞれ特徴がありましたね。
本日の記事で鈑金塗装の知識が少しは身についたのではないでしょうか。
お車の塗装は見た目に関わるとても大事な部分です。
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