皆様は最近いつ洗車をしましたか?
まだまだ寒い季節なので何ヵ月もお車を洗っていない方も多くいるのではないでしょうか。
車の汚れを放置すると最悪の場合、ボディの塗装が剥がれ、下回りにはサビが発生し、見た目がボロボロの車になってしまう可能性も…。元通りのボディに戻すのに多くのお金と時間がかかってしまいます。
そうならない為には汚れの原因を知り、その汚れに合った洗い方や対策をしていくことが重要です。
本日は汚れの種類と対策をご紹介します。
水垢
水垢の原因は「油」です。
排気ガスや工場などから出る煙には多くの油が含まれていて、それが空気中に広がっていき、雨水などの水分に混ざる事で車に付着します。
雨水に含まれるミネラルや小さなホコリなどのゴミと絡まったまま車体に付着し、水分が乾燥してしまうと残った汚れ成分が水垢となるのです。
そしてこの「水垢」を放置してしまうと…
①汚れが蓄積して取れなくなる
②コーティングの効果がなくなる
③ボディの塗装が剥げてしまう
といったことが起きてしまいます。
ですので、汚れを見つけたらできるだけ早く洗車をしましょう。
撥水コーティングなどで予防することもおすすめです。
鳥のフン
毎年、春から初夏にかけて鳥のフンの被害が増える傾向があるみたいです。
鳥のフンには、強力な酸性が含まれています。
車のボディは酸に弱く、放っておくと塗装の剥がれやひび割れの原因になってしまいます。
そのため鳥のフンを放置してしまうと同様の事が起きてしまうのです。
また付着してから長い時間が経過してしまうと車の塗装に染み込んでしまい、コンパウンド(研磨剤)で磨いてもキレイに元通りにすることが難しくなってしまうことも…。
ですので、鳥のフンを見つけたらすぐに取り除く必要があります。
フンが柔らかい状態であれば、水分をたっぷり含ませたティッシュで拭き取るときれいに取ることが出来ます。その反対にフンが硬く、頑固にこびりついている場合は、お湯をかけたり、濡らしたタオルなどで柔らかくしてから拭き取ると効果的です。
鉄粉
洗車時にボディがザラザラしていると感じたことはありますか?
シミや汚れなど様々な原因が考えられますが、そのザラザラの正体の多くは「鉄粉」です。
車に付着する鉄粉は、空気中に飛んでいる「鉄粉」だと言われています。
空気中の鉄粉には…
・ブレーキローターやブレーキパッドが摩擦で生じるブレーキダスト
・線路を走る電車の摩擦で発生する鉄粉
・鉄工所や溶接工業などから発生する鉄粉
などがあります。この鉄粉を放置してしまうと、鉄分が大気中の酸素と水に反応して酸化し始め、サビとなり車にダメージを与えてしまいます。
一度鉄粉が固着してしまうと、通常の洗車では除去することが出来ません。
専用の鉄粉取りクリーナーなどで定期的に取り除くことをおススメします。
いかがでしたでしょうか。
車の汚れを放置してしまうと、塗装が剥げたり、ボディがサビしまったりと車に大きなダメージをあたえてしまう可能性も…。そしてそのダメージを受けた部分を修理するとなると必ず時間とお金がかかってしまいます。
無駄な出費をしないためにも、車に汚れを見つけたらすぐに洗車をするか、汚れた部分をキレイに拭き取る習慣をつけておきましょう。
今後はこまめに洗車をするように心がけ、快適なカーライフをお過ごしください。
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