新しいクルマを買ったとき、または愛車の洗車をしたとき。
ピカピカな状態をいつまでも保ちたいものですよね?
クルマのボディを保護する手段として、「コーティング」がありますが、その種類も値段もまちまちです。
どれを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなコーティングの種類を簡単に解説します。
クルマのコーティングはいろんな種類があるといいましたが、種類によって施工方法や耐用期間が異なります。
自分のクルマにあったコーティングを選ぶためには、それぞれの特徴を知ることが必要です。
ここではコーティング剤の成分による分類方法を見ていきましょう。
・油脂系コーティング
油脂系のコーティングは簡単に言ってしまえば「カーワックス」の事です。
植物系蝋である「カルナバ蝋」を主原料としていますが、この蝋が常温だととても硬いので、石油系の蝋を溶剤にして使用します。
十分な撥水効果があって、非常にツヤがでるのが特徴です。
誰でも手軽に安価で塗ることが出来るため、古くから使用されてきました。
しかしカーワックスは耐用期間が1ヵ月程度と非常に短期間のため、こまめにワックスがけを行う必要があります。
またワックスを繰り返し塗ると、古いワックスが劣化してシミやムラになることもあるので、毎月のメンテナンスが必須になります。
・樹脂系コーティング
カーワックスに代わって登場したのが、樹脂系コーティングの「ポリマー」です。
ポリマーとは、「重合体有機化合物」のことで、カーコーティングの場合はフッ素やテフロンなどが主成分です。
施工も比較的簡単で、自分でも塗ることができますしディーラーなどのプロに施工してもらうこともできます。
そしてワックスより耐用期間が3倍ほど長くなっています。
ただしそれでも3か月ほどなので、ほかのコーティングに比べて劣化しやすいので定期的なメンテナンスが必要です。
・ガラスコーティング
「ガラスコーティング」は、現在最もグレードが高いコーティングといえます。
ガラスの強力な被膜がボディを守るため、耐候性や耐熱性・耐油性などが高いのが特徴です。
またその耐用期間もおよそ3年~5年と非常に長く、ほかのコーティング剤と比較しても圧倒的なのがわかります。
ただガラスコーティングは非常に手間がかかるので、施工業者に依頼するのが一般的です。
なのでどうしてもそれだけ費用が高くなってしまいます。
さらに施工の際は十分な下地処理を行うことや、コーティング成分を安定させることが必要なので、施工に時間がかかります。
クルマの状態などによって施工時間は異なりますが、長ければ1日で終わらないこともあるので、ガラスコーティングの施工の際は、施工業者に確認するようにしましょう。
クルマのコーティングは、雨などの水をはじくかどうかで分けることもできます。
・撥水性コーティング
撥水性の高いコーティングを施した場所が濡れたとき、無数の水玉が発生します。
その水玉が「ぽろぽろ」と転がるように落ちていくのが特徴です。
メリットとしては、洗車の際に水滴を拭き取るのが楽になることでしょうか。
デメリットは、ボディにイオンデポジットやウォータースポットが付きやすくなるというものがあります。
ですが、最近のクルマは塗料が進化しているので、それらもあまり気にならなくなりました。
・親水性コーティング
親水は撥水とは逆に、水になじみやすいという特徴があります。
水が水滴にならず広い範囲に水が広がっていき、「スゥー」っと流れていきます。
水滴にならないためウォータースポットが出来にくいのがメリットです。
デメリットは水を全く弾かないので、コーティングしているかどうかわかり辛いことでしょうか。
雨が水滴になってきれいに並ぶ撥水タイプは、見た目がいいことから親水タイプより人気があります。
クルマのコーティングには様々な種類があり、初めての方はどうしても戸惑ってしまうでしょう。
鈑金のモドーリーは、実際のクルマのコーティング施工はもちろん、コーティングについてのご相談も承っております。
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